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性格そのままにまったりだらだらと。。。日常生活を綴っています
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【「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。
天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。
馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リイチュンレイ)は、
貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。
栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。】


蒼穹の昴 を読んだのが2008年、
続編の「中原の虹」が新刊で出たのが2010年で
2011年に1巻だけを借りて読み
そのまま続きを読まずに放置していたことを最近思いだし(笑)

今回、夏の旅行で初めてLCCを利用したのですが
LCCって映画がなくて、一応タブレットに10作ほど
amazonプライムの作品をローカルに保存し
かつ、読み応えのある本を持っていこうと思って、
この作品を選びました。

とはいえ、蒼穹の昴を読んで10年も経っていて
あのときの感動はもう遥かかなた。
とりあえず、1巻から読み直した。

しかしながら、ここ数年で老眼が進み
本当に本読むのが辛くって、以前なら4冊も1週間かからず旅行中に読破していたのに
すでに1ヶ月ちかくかかってしまった。

もう本読むのに限界を感じる。

でも、もう一度 蒼穹の昴読みたくなった。

とても読みごたえはあったものの
最初の2巻で、しきりに西太后をすばらしい人と持ち上げてるけど
実際ほんとうのところどうだったんだろう。
最後に、袁世凱がいい人キャラになっているのも
これホンマかいなと思ってしまう。
この空白の10年の間に中国に関して疑心がいっぱいで
果たしてどうなんだろうか。

張作霖だけでなく、
登場人物はどの人も背筋がすっと伸びて
中国という大国を守るため全身全霊かけている人ばかりです。

それは日本も同じかもしれない。明治維新のころはきっとこういう
国をよくしたい、列強国に日本を征服されんがために
私利私欲を捨ててまい進した人はたくさんいて
中国も日本も、平和になればなるほど
そういう人たちが少なくなったのかもしれません。

清という国が出来てから、次の時代に移るまで
とても面白く興味深く
歴史好きだけど、近代中国史を知らないだけにとても良かったです。

小説部分としては、春児と春雷、リンリンと春雷が再会した場面は
涙なくして読めませんでした。

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