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性格そのままにまったりだらだらと。。。日常生活を綴っています
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黒船来航により、二百六十五年にもわたる江戸時代が終わりを告げた。
明治維新というかつてない劇的な変革により近代化した日本は、日清戦争・日露戦争を経て、維新より半世紀後、ついに世界の列強と肩を並べるが————。
教科書が教えない、知られざる史実と感動の歴史秘話が満載。ベストセラー作家による壮大なる日本通史、大幅加筆により待望の文庫化!


明治維新~平成から令和までを収録した下巻
近代日本に入ってからは少々イライラしながらも世界に立ち向かった日本人に触れることができます
いろいろな分野で優れた先人がいたことを知ることができましたが、その根底には日本人の識字率の高さ、江戸時代から寺子屋など庶民まで手習いを教えて勉学にいそしみそれが今の日本の基礎になったんだなと感慨深かったです
そして戦争に至るまでに時代の流れ(この辺りは筆者のべつの小説にもある)や戦中戦後など
通史といわずまだ別本で詳しく書いてほしいと思うほどです
筆者が書きたかったこと、GHQからの洗脳
この辺りは知らない記述が多かったためとても勉強になりました
なぜ学校の先生って共産党系が多いのかという疑問も解けたし、なにより毎日新聞と朝日新聞のひどさ、戦争へと煽って煽って挙句戦後には適当な記事でいまも外交に苦しんでいる
上巻は歴史に疎いのでという人にも、この下巻はぜひ読んでほしいと思います
亡くなったうちの父は戦中生まれですから、中国や韓国への土下座外交に辟易すると学生時代の私が言うと
「勝てば官軍、負ければ賊軍」
戦争はなにがあっても絶対勝たなければいけない、負けたら何を言ったところで通らない
たとえどんなに不本意であっても一生頭を下げなきゃいけない立場となってしまうと言っていましたが
こういう考え方もGHQの時代から現代まで一般の民衆隅々までいきわたっていたんだなと思います
故安倍元首相の戦後レジュームから脱却、これってすごい画期的な日本人の目を覚まさせた言葉であったんだと今更さながら感銘を受けました
この長編を書きあげてくれた百田氏に感謝です

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【神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。聖徳太子、平清盛、北条時宗、徳川家康ら最重要人物を“一本の線"でつなぐことで国家の変遷を浮き彫りにすると同時に、大伴部博麻、荻原重秀など、重要な脇役にも焦点を当てる。当代一のストーリーテラーによる日本通史の決定版】

古代〜江戸時代までを収録した上巻
大学時代上代文学(古事記)のゼミをとってたものの、筆者が専門家以上に読み込んでいて、こういう見方もあるのかととても勉強になりました
歴史好きではあるけれど、忘れていることも多く読んでいて、あーこういうことあったなぁとか筆者のコラムなども聞いた話があったり、しらない話があったり興味深く読み進めることができました
日本史通史ということで流れをたんたんと追っていくため、はじめて歴史に触れる学生さんや歴史の授業を受けてない人では歴史の流れをつかむのは難しいかなと感じましたが、高校まで授業をうけている人なら出来事を思い出しながら復習できたという感じです
大和政権についての筆者の考察もなるほどと思いながら読めました(私は畿内派ですが)
かなり早い時期から天皇の万世一系を守ろうとしていたこと、
京都から方言が広がった様子などもなるほどと面白く読めました
そして先人たちの賢さ、正直さ、まじめさ、すばらしさにも触れることができたのが一番良かった点です




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【サッカー界のレジェンド、
39歳にして現役Jリーガーとして活躍する大久保嘉人選手は、4人の男の子のパパ。2021年1月に東京ヴェルディからセレッソ大阪に移籍が決まり、単身赴任での大阪入りを決意しました。
ところが、まさかの三男橙利君(9歳)から「オレも行きたい」と決意表明!
「お前マジか!?」 家族が仰天する中、三男の決意は揺らがない。
「そうか、それならついてくるか!」
2021年3月、小学校の転校手続きを済ませ、橙利君が大阪に。
そこから現役Jリーガーの父と9歳息子のドタバタ二人暮らしが始まりました。
毎日の過酷なトレーニングと練習、試合の傍らでの主夫業は想像を絶する忙しさ。
莉瑛夫人と暮らしていたころには家事力ゼロの亭主関白、九州男児の大久保選手が、洗濯、掃除、毎日の食事作りに大奮闘! 橙利君には人気キャラクターのお弁当まで作成し、SNSでも話題沸騰!】

2021年11月刊行
出版したときに、メディアに取り上げられて
図書館に予約して半年ちかく待ちました。
現役のプロのサッカー選手で普通のサラリーマンと比べたら時間があるとはいえ
すごいと思います
本はさらっと書いてるけど、実際は大変だろうなと
せめて小学校高学年ならまだしも、まだまだ暴れたいさかりで一人では何もまかせられない年齢だし、ご飯だけに限らす洗濯掃除学校の用意や宿題まで
遠征のときは九州のお母さまが来られるものの、ある程度はプロのヘルパーさん入れれば楽になるのにすごい
息子さんも、見た目が大久保選手瓜二つ!!
きっと寂しくて帰りたいと思う事も多かったと思うけど
ほんとに強い子だなぁ。
なんと言っても大久保選手が、大変とは言わず
自分は寂しがり屋だから、橙利くんが一緒に住んでくれてよかったと
子供にしてもこんなこと言われたら超うれしいと思う。
自慢のお父さんと、自慢の息子だよ

コロナ禍の遠征の隔離期間のくだり
こんなに厳密にやってたんだということはびっくり

本としては、2-3時間ほどでさらっと読めた
もう少し、大久保選手自体のサッカー人生についても詳しくかかれていれば
もう少し読みごたえはあったかも

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この5年くらい、眼鏡なしで本が読めなくなって
学生の頃は毎月5冊以上
働いてた頃は、通勤用に毎日なにかしら借りて読んでたのに
もう本を読むのが本当に苦手になってしまった。

図書館で旅行のガイドブック以外借りなくなってしまって
引越で自宅に戻って、ガイドブック借りにいったついでに
書架にあった本を借りてきてしまった。

オリジン 上・下

宗教象徴学者ラングドンは、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた。
元教え子のカーシュが、“われわれはどこから来たのか”“われわれはどこへ行くのか”という人類最大の謎を解き明かす衝撃的な映像を発表するというのだ。
カーシュがスポットライトを浴びて登場した次の瞬間、彼は額を撃ち抜かれて絶命した。
カーシュ暗殺は、宗教界によるものか? 
もしくは、スペイン王宮の差し金か? 
かくして、誰も信用できない中で、ラングドンと美貌の美術館館長・アンブラは逃亡しながら、人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る!


ダン・ブラウンの作品ほとんど読んでいますが
この作品は初見です。

「生命はどこから来てどこへ行くのか」ということが
最後に明かされるんだけど
なんか。。。どういう答えに持っていくんだろうと思ってたけど
やっぱりそうなるよねという話で
絡んでいた殺人もやっぱりという感じで
あまり面白くなかった印象。

逃亡劇はいつもどうりで
同じ作家の同じテイストだとやっぱり飽きてしまった。
ただいつもどおり、街の中を駆け抜ける描写で
あーーまたスペイン行ってみたい!っていうのと
映像でもみたいなぁと思いました。


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【あの積水ハウスが、なぜ巨額の地面師詐欺に引っかかったのか?
あなたの土地を地面師たちが狙っている!

「積水ハウスが地面師に55億円以上を騙し取られた」というニュースに日本中が驚いた。
そもそも、地面師とはなんなのか。
「不動産の持ち主になりすまし、勝手に不動産を転売して大儲けする」詐欺集団で、いま日本中に跋扈している。
騙されるのは、デベロッパーや不動産業者などの「プロ」たち。
被害者の中には積水ハウスを筆頭に、信じられないような大手が含まれている。
積水ハウスは五反田駅前の旅館「海喜館」の土地建物を70億円で購入したが、
なんとその土地取引は完全な「なりすまし詐欺」。
被害があまりに巨額だったため、この事件が会長追い落としのクーデターに利用される後日談もあった。
また、飛ぶ鳥を落とすあのアパグループも、赤坂溜池の駐車場を12億円で買ったつもりが、これまた地面師詐欺で全額減損処理を余儀なくされた。
名だたるプロがコロッとダマされる地面師の手口は実に巧妙で複雑だ。詐欺集団の実態とその犯行の内実を知ることしか、詐欺から身を守る方法はない。】

新聞記事で読んで、面白い事件だなぁ
詳細が知りたいと思っていたら、本屋で見つけたので
借りてきました。

感想。。
なんか怖い、自分の知らない世界であり、知らないまま過ごせたら幸せ。
うちは子供がいないので直の相続人がなく、ほんと不動産注意しないと
知らない間に転売されてるとか怖すぎる。

しかし積水の人は、あまりにおバカすぎて、なんか
全部裏目裏目にでていて、いや、怖い話です。

前書きにもあったけれど
善意の第3者にわたってしまったら、ほんとうにどうしようもないんだよな。
自分がはっきりしているうちに不動産はきっちりしておかなくては。。。

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【人間の愚かさ、残酷さ、哀しみ、業――これぞ江戸怪談の最高峰!

江戸は神田の筋違御門先にある袋物屋の三島屋で、風変わりな百物語を続けるおちか。
塩断ちが元凶で行き逢い神を呼び込んでしまい、家族が次々と不幸に見舞われる「開けずの間」。
亡者を起こすという“もんも声”を持った女中が、大名家のもの言わぬ姫の付き人になってその理由を突き止める「だんまり姫」。
屋敷の奥に封じられた面の監視役として雇われた女中の告白「面の家」。
百両という破格で写本を請け負った男の数奇な運命が語られる表題作に、
三島屋の長男・伊一郎が幼い頃に遭遇した椿事「金目の猫」を加えた選りぬき珠玉の全五篇。
人の弱さ苦しさに寄り添い、心の澱を浄め流す極上の物語、
シリーズ第一期完結篇!】

シリーズものの本の中で、このシリーズは外れがなくどれも好きでしたが
これが一番好きです。
これNHKでまたドラマ化してほしいなぁ。
とくに最後の、金目の猫は泣いてしまいました。
おちかのシリーズが終わって富次郎のシリーズが始まるってことで
ほんとうにきれいにすっきり終わって、やっぱり宮部みゆきはうまいなぁ。
三島屋の登場人物のなかに悪い人がでてこなくて
次のシリーズも楽しみです。


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【「なぜだ」の言葉を残して解任されるまで十年の間、
ワンマン体制を敷き三越に君臨した岡岩茂。
そして岡岩を陰で操った女帝、竹原みちと、二人の周囲に群がった男たち。
栄光と挫折、野望と絶望が交錯する企業社会にうごめく人間たちは
何を求め、何を失い、何を得たのか。
実際の事件に基づいて、様々な欲望と思惑と人間模様が渦巻く老舗の内幕を描いたドキュメンタリー・ノベル。 】

TVの平成史?だったかの再現番組で見て、本を借りてきました。
三越社長、贋作事件、岡田茂、竹久みち と断片的に単語として頭の片隅にあったものの
当時は中高校生?だったので、事件の詳細を全くしらなかったため
新鮮に読むことができましたが。。
あとがきによると90%は事実の小説であるがゆえに、登場人物の名誉を守るための仮名。
まわりの役員を仮名にするにしても
岡田茂、竹久みちの二人やそれにかかわる会社名は仮名を使わなくても良かったのでは?と思いました。竹久みちのブランド名、再現番組では「カトリーヌ」でたぶんこれが本当の名前?
カトリーヌのほうが、趣味の悪さダサさがでて良かったんじゃないかと思いました。

それにしても。この三越で行われてたことが、実在のこと?と信じられない
あきれた内容。
おまけに人事を握られてるとはいえ、登場社員たちの
飽くなき出世欲、これは年代的なものなのか?
そしてこれ普通は役員全員退任でもおかしくないのに
岡田の腹心たちも、さんざん甘い汁をすっていたのにそのまま留任とか
ちょっとコンプライアンスどうなってんの?
と、現代では考えられないし、町の中小企業のような話で
そして、デビ夫人がなんだかこの人すごい人なんだなと知りました。

いろんな意味でおもしろい小説でした。

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【その夜―。関沼慶子は散弾銃を抱え、かつて恋人だった男の披露宴会場に向かっていた。
すべてを終わらせるために。
一方、釣具店勤務の織口邦男は、客の慶子が銃を持っていることを知り、
ある計画を思いついていた。
今晩じゅうに銃を奪い、「人に言えぬ目的」を果たすために。
いくつもの運命が一夜の高速道路を疾走する。
人間の本性を抉るノンストップ・サスペンス。】

1992年、25年ほど前の作品です。
『魔術はささやく』からほとんどの作品を読んでいたのに
なんでだろう、読んでなかったのか、乱読しすぎて読んだのに忘れているのか?

母の入院で病院に通っていて、病棟の談話室には
退院されて置いていかれた本や雑誌がたくさん置いてあります。
その中で、ほぼ新品で置かれていたので母の入院中によんで
退院前日に無事読み終わりました。

死刑反対や、加害者の人権や未来、更生について声高に叫ぶ団体や
TVのコメンテーターがいますが
自分の子や、親、兄弟が無残に殺されて
それでも加害者に人権を!未来がある若者!などという広い心を持ち合わせない私には
被害者が復讐したいと言うなら、なにか協力してあげられることは無いか?と思ってしまいます。

25年前に読んでいればもっと話に入っていけたのですが
なんせ今と時代が違うので、えっと思う場面が多く、
あの頃って、まだNシステムとかなかったのかな?
高速で車を奪って逃走って、すぐつかまりそうだから
そこまで乗ってきた車を使うほうが安全でいいと思うんだけど、とか。
ところどころ納得できないところがあるものの

スネーク(怪物)になってしまわざるを得なかった人たちが悲しい。
そして結果、その責をみんな負ってしまったけれど
初期の頃の宮部みゆきは、弱者に本当に優しい、うまく書くなぁと感心しました。


関沼さんを殺そうとした弁護士?研修生?の国分が
弁護士資格はく奪されたかなぁとそれだけが気になりました。


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【高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。
その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。】

毎日のように1時間以上電車に乗っているので
なるべく分厚い文庫本をと図書館で借りてきたものの
2日ほどで読んでしまった。。。

感想
くだらない話だなぁと読んでてばからしくなった。
ストーリーというより登場人物に。

主婦のおばちゃんって本当になんなんだろう
きっとこの人たち、ひとりでランチとかヒトカラとかひとりで映画とか
絶対しない人たちなんだな。

高校とか短大卒業して2-3年ほどで結婚して家庭に入ってという
昭和後期や平成前半の主婦。
ご主人に依存して生活しているからこうなっちゃうのか?

いつも他人の目を気にして
自分がどう見られているか、それでいて自分も人のことが気になって気になって
「あなたそんな注目されていませんよ」
「そんなこと誰もおもってませんよ」と言いたい。
結局は暇なんだろうな


あまりにも登場する主婦3人(娘の友達のお母さんや主婦の妹までいれると5人)
長男の彼女も隣家の娘も気持ち悪い。
いらいらして肝心の話がどうでもよくなり
途中でよむのもやめようと思ったくらい。

これは「ひばりが丘」という狭い造成宅地内の出来事で
もっと広い世界もあるから
いろんな人がいて、いろんな人生があって、いろんな考え方があって
だから一つのことに凝り固まって、頭もがちがちにして人生終えるなんて
面白くないでしょ。
もっと自由に生きてみたらいいんじゃないか 思わせるという話です。

あれ?なんか殺人事件じゃないみたいな説明になっている、
と主婦歴1年の私の感想です。

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【AVでレイプされ、失踪した一色リナの捜索依頼を受けた村野ミロは、
行方を追ううちに業界の暗部に足を踏み入れた。
女性依頼人が殺害され、自身に危険が及ぶ中、ようやくつかんだリナ出生の秘密。
それが事件を急展開させた…。乱歩賞受賞直後に刊行された圧巻の社会派ミステリー。】

シリーズものの2作目だということでしたが
前作読んでいなくても問題なく読めました。
この作品、20年以上前の作品だけど
ここ2-3年前から問題になっているAVの契約問題とか
だましてAVに出させるとか、古いけれど新しい題材だなぁと感じました。
携帯が普及していない時代が舞台なので
連絡が夜に家に帰ってからって。。ベルもない時代なんだろうか。

話しはもっとハードボイルドな感じかと思ったらそうでもなく
途中で、この人がキーだと思った人がキーだったり
わかりやすい内容で
飽きずに最後まで読めて良かったです。

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【きっかけは「忘れられない本」そこから始まったメールの交換。
あなたを想う。心が揺れる。でも、会うことはできません。ごめんなさい。
かたくなに会うのを拒む彼女には、ある理由があった―。
青春恋愛小説に、新スタンダード。 】

この作者の本、全般にいえることだけど
高校生向きの本です。

面白い面白くないというより
あんまり好きじゃないあかな。
聴覚障害者の方と、健常者との恋愛で、
会社にいる同僚の女の子の方が楽しいし、正直でわかりやすいし
彼女の説明が、障害者の方を一番適切にあらわしている。

しいていえば「むずかしいな」というのが感想か。
きっとこういう人が多いんだろうなとも思うし
そうなる心情もわかる
だから、かかわらない方が楽かなと思ってしまう。

ほんとうに人間関係ってむずかしいな。

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【二人の幼い神のいたずらで不幸な出来事が次々起こるアレックス。
だが、会社をクビになろうとも、家が焼けようとも、
妻子が出ていこうとも、彼は常に他人を楽しませ、前向きに生きていた。
その様子を見た二人は、全知全能の神ゼウスの制止を振り切って…。
人生で一番大切な事は何かを教えてくれる感動のエンターテイメント小説】

開架図書でみつけて借りてきました。
夢をかなえるゾウと同じで、
どんな不幸も前向きに、
この作者じゃなければ、悲惨すぎて読めないほどの内容だけど
主人公のアレックスの何があっても
人を喜ばしたい!笑顔で乗り切る、

読んだからってもちろん自分が同じようにできるわけはないけど
読み終わって明るい気持ちになれる本です。

軽いので2時間もあれば読み切れます。

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【八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。
外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。
恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。
だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。
七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。】

4時間の電車移動用に図書館の開架にあったものを借りてきました。
久しぶりの東野圭吾です。

最後にどんでん返しがありますが
読んでる途中で、この人しか犯人考えられないんじゃないかって人が
結局犯人でした。
でも最初から、途中までは面白く(三人目の犯人が出てきた辺りで…)
登場人物もわかりやすいし、テンポもよかった。
こういう山荘物はどうしてもパターンになってしまうのは仕方ないですが
あっという間に読めるので
時間つぶしにはおすすめです。

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【列強諸国に蹂躙され荒廃した清朝最末期の北京。
その混乱のさなか、紫禁城の奥深くでひとりの妃が無残に命を奪われた。
皇帝の寵愛を一身に受けた美しい妃は、
何故、誰に殺されたのか?犯人探しに乗り出した日英独露の高官が知った、
あまりにも切ない真相とは―。『蒼穹の昴』に続く感動の中国宮廷ロマン。 】

蒼穹の昴があまりにも良かったために
あとから読んだ珍妃の井戸が物足りなく感じました。
3部作といいながらも、
蒼穹の昴だけで十分満足かなぁ

数人の関係者と面談し、事件の真相だけでなく、登場人物の人となりを紹介します。
英・独・露・日の高官が、皇帝とはいえ第3夫人である珍妃の死因を探す重要性がわからず、高官がつぎつぎ襲われるのも結局なんだったのか。

歴史に疎いせいなのか、この辺りがのめりこめなかった理由か?
っていうか、
万民が知っているように
西太后が珍妃を井戸に落としたて上から石を投げたというのが公式(?)の
歴史上の話なわけで

この小説でも、関係者に面談したところではっきりしたことは
なにもわからず、
最後の関係者、
光緒帝の珍妃を殺したのは、この高官たち!ということが
筆者は言いたかったわけで
自分の中ではさらにモヤモヤしただけ。

結局、

西太后が珍妃を井戸に落としたて上から石を投げた というのが一番しっくりした。

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【自分はなぜ洗脳集団に絡め取られてしまったのか。
それを解き明かすために、Toshl自らが、振り返る苦痛を乗り越え、
自分の弱さを見つめ、洗脳集団ホームオブハートの残忍な手口のすべてを赤裸々に語る。
1997年、X JAPANの脱退と解散。HIDEの死。
妻と、ホームオブハートとの出会い、巧妙な勧誘。
執拗な暴力と罵倒による洗脳、呪縛、搾取。
脱会の決意と戦いの日々。
X JAPANの再結成、そして今……。】

ToshiのファンでもXのファンでもなく
たまたま図書館で見つけて借りてきました。

投資詐欺やカルト宗教、こんなの騙される人がわるいと思うけれど
読んでみると
最初の導入部分がうまい手口で
これなら誰でも簡単に会員になってしまうかもと怖くなりました。
入ってしまえば周りからは完全に隔離させて
脱退する思考さえなくなり、どんどん泥沼にはまって。。

ほかのカルトでも
まず友人や家族を敵を思わせて、周りと隔離して
まったく同じ方法ですよね。

ロック歌手なんてやんちゃな人がそのままやっているイメージで
もちろんToshiもそういうイメージでオラオラ系として見ていたけれど
そんなふうに見えている人でも
日常の暴力が怖くて、その暴力も自分の行いが悪いからとしか考えられなくなり
暴力や罵倒から身を守るためにどんどん深みにはまって

外の世界との窓口があって、それによって「おかしい?」って気づけて
この人は本当に幸せで
さいごの逃亡編で、元妻から逃げるくだりは
ほんとうに恐ろしかったし、
これはファン以外の人も、読んで損はないと思います。

こんな手口で、簡単に!と思うし、よく今まで自分が出会わなくて
運が良かったなぁと思います。

私が大学時代は
京都の百万編の交差点にある宗教の大きな看板が掲げられていて
その宗教の名前ではなく「○○研」とまぁ研究会(サークル)を装っていたわけで
わたしの会社の同期が、学生時代に友達から
「すぐ帰っていいから人数集めで来てほしい」と頼まれていったら
そこでビデオを見せられて
ビデオの内容は大したことは言っていなくて
(わたしも内容を聞いたけれど20年以上前で忘れてしまった)
人の道に反したことはしてはいけないよ、年寄には親切にみたいな
ほんとうに当たり前の道徳的なことで
私の同期は「こんな当たり前のこと言われても、あほらし」と
終わって入会せずに帰ってきたものの
「いいこと言っている」と名前を書いて帰る人もいたそうです。
数年経って、芸能人の合同結婚式で取り上げられ
それで、実はあれが宗教の勧誘で、「○○研」は学生の勧誘グループとして有名だったそうです。

私もその話を聞いたときに
良心みたいなものを持ってる人なら、だれでも騙されてしまって
深みにはまるとこわいなーと思いました。
自分はお人好しなので、きっと名前くらいなら書いていってあげようかと思ったかも。
このToshiの本を読んで、すべての勧誘は
全部同じ手口なんだ、怖いと言うのが感想です。

toshiや芸能人のひとは、いろんな人脈が豊富で
弁護士さんをはじめとして、お金の援助を生活の援助してくれる人がいて
脱会すると決めたら、きっと一般の自分たちより早く
ふだんの生活に戻ることができ、次の人生のスタートもすぐにきれる。
それでも、ここまで大変な道のりがあり。
この本では、Xのメンバーまでしか書かれていないけれど
ご家族とも少しでも歩みよれていたらいいなぁと思いました。


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プロフィール
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momosuke
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自己紹介:
家にいる時は
だらだら、のんびり。主婦業もマイペースです。
(。'(ェ)'。)ノ.。・:*:・°'☆♪

*好きなもの*
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*着うた*
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