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性格そのままにまったりだらだらと。。。日常生活を綴っています
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【答えてください。
娘を殺したのは私でしょうか。

東野圭吾作家デビュー30周年記念作品『人魚の眠る家』

娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。
彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前。
娘がプールで溺れたー。
病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。
そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。

過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのか。
愛する人を持つすべての人へ。感涙の東野ミステリ。】


心臓動いていて、体もあたたかくて
脳が死んでいると言われても、それがわが子であれば
臓器移植という道をえらぶのは
なかなか決心できることではないので
自宅に連れ帰って看病する母親の気持ちは全く怖くないし
機械で筋肉を動かすことで、筋力を保って
万一、目を覚ますかもしれないという希望をもつことも
当たり前のことで
お金さえあれば、だれもがそうしたいと思うかもしれない。

ただ顔の表情を動かすところは
ちょっと狂気がみえてぞっとした。

母親が臓器移植をする子供のボランティアを
どんな気持ちでしていたかと思うと
亡くなるわが子を前提に徐々に気持ちを整理していたんだと思うし
やはり子供が亡くなったことを昇華できるようになるまでは
必要な時間だったんだとおもう。

そして最後、亡くなった時
それは、本当に母親が言うようにお別れを言いに来たあの瞬間まで
娘さんは間違いなく生きていたんだと思う。
娘さんが亡くなったのを確認したからこその臓器移植で

エピローグもほっとしたし
「バラの香りに包まれた幸せな最期」を感じられました。
いろんな意見がある難しい題材を
とても丁寧にうまく書かれていたと思います。

最後は、本当にほろっときました。

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