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性格そのままにまったりだらだらと。。。日常生活を綴っています
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【D県警の広報が記者クラブと加害者の匿名問題で対立する中、
警察庁長官による、時効の迫った重要未解決事件「64(ロクヨン)」視察が1週間後に決定し た。
たった7日間しかない昭和64年に起きたD県警史上最悪の「翔子ちゃん誘拐殺人事件」。
長官慰問を拒む遺族。
当時の捜査員など64関係者に敷かれたか ん口令。
刑事部と警務部の鉄のカーテン。謎のメモ。長官視察の日に一体何が起きるのか?
組織対個人。驚愕の長編ミステリー。】

長官視察の前日までは、とにかく登場人物が多いばかりで
内容が散漫、というかわかりにくく、
だらだら読んでいたものの
事件以降は一気に読み進んで、読み終わってみれば面白かった。

感想としては
主軸となっている64という未解決事件そのものは印象に残らず、

警察の組織が、29万人は家族です!

みたいな
身内をかばい、報道の匿名も自分たちが都合のよいように誘導したり
それが現実の未解決事件の温床となってるんじゃないかと
(たとえば同じ警察官の犯罪であったり、知り合いや大事な人の身内が犯罪を犯している可能性を潰してしまっていたり)
警察組織というものの不信感が強くなった。

反面、最寄の交番はすごく親切で、困ったことにもすぐ対応してくれたり
個々の警察官は、人を助けたい、治安を守りたいと
危険な仕事に従事していただいてるのも十分わかっている。
この小説内でも、広報官の元婦警の奥さんなんかも
警察官として高い理想を持って仕事に励まれてたんだろうと思うし
組織や構造に問題はあっても、そこに働く人は
刑事でなくても、靴をすりへらして仕事をされているということはよくわかった小説でした。

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