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性格そのままにまったりだらだらと。。。日常生活を綴っています
2006年7月の新刊です。

<身内の起こした殺人事件に直面した家族の、醜く、愚かな嘘に
練馬署の名刑事、加賀恭一郎が立ち向かう。ひとつの事件を中心に描き出される
さまざまな親子像。>

結構薄い本だったので、あっという間に読めました。まぁまぁ面白かったです。
なんか哀しい話です。
家族の話ですが、ありえそうな家族、社会の問題をとりあげてます。

幼女を殺しても部屋に閉じこもってゲーム三昧の中学生の息子。
痴呆の母親。子供べったりの妻。家のことに目をそむけていた夫。
息子が犯した犯罪を隠滅しようと必死になる両親。

一緒に住んでるだけの嘘っぱちの家族。
最後にちょっと救われる結末でした。

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売れてるのから借りてみました。
随分待ったので、どうなのかなぁと楽しみにしてたんですが…。
読んだのは2週間以上前だったのですが、痔&残業つづきで満足にblog更新もできず
すっかり遅くなってしまいました。(^O^)

劇団ひとり、小説デビュー作品。5編からなる連作小説です。
一言で言うと「素人が書いたにしては上手に書いてはるわぁ」です。

「お父さんはパイロット、お母さんは確かスチュワーデス(今ならキャビンアテンダント)。
幼少時代をアラスカで育ち」

というお坊ちゃまが書いた小説です。
何不自由なく育った人が、ちょっと貧乏でチープな感じに憧れて書いたという感じ。
ほんとに貧しい人が読んだら「何これ?」
上から読むと「貧乏ってちょっと憧れるね」みたいな感じかな。

話題にもなってるし、時間つぶしに軽く読む物としてはオススメ。

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りら1


← 「やることがあるシアワセ」





ずっと欲しかった本!買ってしまいました。
寝る前に毎日読んでほっこりしてます。(*^。^*)
リラックマと自分がかなりシンクロしてます。(ё_ё)

りら2
『リラックマ生活〜だらだらまいにちのススメ』を
土曜に買って、
今日2冊目
『リラックマ生活2〜だららん日和』を購入。

癒されたい人、絶対読んでください!

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筆者は、前NHKワシントン支局長というドキュメンタリー小説です。

【「拉致」衝撃の深層!昭和43年暮れ。東京・荒川に住む若い彫刻職人が、忽然と姿を消した。
それから35年以上の月日が流れ、ついに全貌が明らかになる…。
ダブリンに超精巧偽百ドル札あらわる!震源は「北朝鮮」 】

北朝鮮が日本人を拉致し、偽米ドル札「ウルトラダラー」を作らせる。その目的は?
という内容です。

中盤まではとても面白かった。一般人には知ることのない世界であり、情報であり、
著者は、そういう生の世界を見てきたんだぁという感じです。

しかし…
結局大風呂敷を広げて、いろんな事件を挿入した割りに
最後は「なんじゃこれ?」でした。
広げた風呂敷は広げたまま、結局どうなったのか?

読んでる途中から、これどういう結末にもっていくんかなと思ってたけど
持っていきようがなかったということでしょうか。

手嶋氏の豊富な経験を生かし、
小説ではなく取材に基づいたドキュメンタリーを書くなら、興味をそそられます。

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『ダヴィンチ・コード』の作者が書いたロバート・ラングドンシリーズの1作目です。
(こっちが先です)

お話は、科学力を駆使するテロリストとバチカン市国の枢機卿が対決するという
スリルとサスペンスです。

とても面白く読みました。
今回はローマが舞台で、自称イタリア通の私としては結構楽しめました。

でも、面白さとしては、ダヴィンチが上です。
こちらも映画化になるときいて読み始めたのですが…。

映画化になったら主役のラングドンは、やはりトム・ハンクスかなぁ。
24時間食事もせず、眠りもせず、すごいアクション満載で、まさに「インディー・ジョーンズ」!
本を読みながら、「この学者、どんなけ体力あんねん」と思い
「トム・ハンクス、こんな激しいアクションねぇ。どうかしら?」と思いながら読んでしまいました。

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泣いちゃったよー。オシムってかっこいい爺さんです。

「オシム語録」という言葉だけが一人歩きしていますが、
この本はオシムの人生があって今のオシムがみえるという感じです。

戦火のサラエボに妻子を残し、愛する故郷サラエボを包囲する国のチームの監督として
チームをユーゴカップに優勝させ、チームを去っていくオシム。
政治やナショナリズム、スポーツに干渉するメディア。
内戦で殺しあう民族が集まったユーゴ代表の選手たちが、櫛の歯が抜けるように
代表から去っていく様。

日本にいると想像できない世界で生きてきたオシムの言葉は、胸をつくものばかりです。
オシムの言葉には厳しさと同時に、選手に対する愛情が溢れています。

スター選手を優遇せず、全ての選手を一直線に並べ、
華やかな選手を優遇せず、チームのために働ける選手を評価して
ジーコの作ったブラジルに似せたスター選手と華やかな中盤とは全く違う
地に足のついたチームになれるのかなぁと期待します。

しかし、オシムは協会やメディアと衝突して簡単に辞めちゃいそうで怖いけど。

この本を読んで、ジェフ千葉がすごくいいチームになってると思いました。
このチームをオシムに完成させたかったなぁとも思いました。
選手が監督を信頼し、きっとすごくいいチームになれるのに、千葉の選手やサポーターが気の毒な気分になりました。

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<凄絶な少年時代を過ごしながらも、コロンビア・マフィアのボスにまで上りつめた
日系二世のリキ・コバヤシ・ガルシア。この日常に馴染めずも生きる、元刑事・若槻妙子。
リキなしには生きていけない元浮浪児・カーサ。
組織の中で歪み、すり潰されていく刑事・武田。ラティーノの殺し屋・パパリトとパト―。
血と喧騒の中を、全速で駆け抜けた男達を描く感動巨篇。>

前半、主人公の子供の頃から青年までのコロンビアの時代背景はとても面白かった。
全体としては、………面白い作品ですが何度も読みたいという感じはない。
中盤あたりまではとてもよかったですが、
最後の終わり方が「思ってた通り」に終わったとこが…。

でも登場人物が楽しいです。
リキの子分、パパリトとパトー。すごく魅力的に書かれています。

この作者の作品は『ワイルド・ソウル』しか読んでませんが、
『ワイルド・ソウル』が星5つなら、こっちは☆☆☆というとこでしょうか。

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<嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。
四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。
せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に
横取りされたのだ!
奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。>

とにかくカッコイイ。それぞれ能力をもった4人の銀行強盗が個性的でスピード感がある。
軽く読めてしまい、何も考えないで読めるとこもいいです。
とにかく読みやすいので、ふだん本を読まない人こそ読んで欲しいなぁと思います。

大好きな大沢たかおさん主演の映画化ということで、映画は見ずに原作に走りました。(*^。^*)
本を読んでみて、ストーリーが難しくないぶん、映画でも楽しめそうです。

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どうやら次に監督に決まるみたいです。
川渕キャプテンも口を滑らせたのか、わざと言ったのか?

と言うわけで、図書館に予約を入れてみました。

千葉にいながら、オシムの知識と言えば

・戦火のサラエボで監督をした?
・W杯で8強
・じいさんである
・身長が190cm以上あるらしい
・最終節でジェフに優勝のチャンスが転がってきたとき「電車にのりおくれた」と言った
・新人選手の親に
「あなたは自分の子供があきらめず最後まで走る切れる子供に育てましたか?」と言った。

ぐらいしかない。
もっと勉強しなければ!

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今日の夕刊、ドミニカ共和国への入植者の裁判の記事がトップニュースでした。

いま図書館で借りて読んでいるのが『ゆりかごで眠れ』垣根涼介さんの最新刊です。
3年前に読んだ『ワイルド・ソウル』がとても面白かったので、『ゆりかご…』も借りました。


『ワイルド・ソウル』2003年8月

南米へ移住し、辛酸をなめた人間たちの復讐劇です。
移住者たちの過酷な生活は「アマゾン牢人」という言葉で充分表わされてます。

何ヶ月もかけて渡航し、帰るお金がないだけでなく、アマゾンの奥地に置き去りにされて
なすすべもないというひどい現状です。
それでも土地を耕そうとし、生活していこうとする入植者の生活は
「最低限の人間の生活」からもかけ離れていきます。
その中で成功者となった主人公たちが、
外務省や当時の関係者に復讐(というよりお仕置きかな?)していく様は痛快です。
この本を読んだ3年ほど前、ちょうど外務省のダメ振りが世間に出てきた頃だったから
なおさら面白く読めました。

新聞に載っているドミニカ移民の人たちもきっと同じような生活を強いられてきたんだろうと
思います。
「移民」ではなく、日本国の「棄民」で間違いありません。
「移民計画」は50年前の戦後の日本の現状から仕方なかったのか?
国の責任?移住の判断をした個人の責任?と考えさせられます。
行ったのは個人の責任かもしれませんが、現地での領事館の責任は?
ひどい現状を知った役人たちの責任は?
役人個人が悪いのか?国自体の責任なのか?
「移民」にどんな理由があろうと入植者は納得できない程の悲惨さです。

ストーリー自体は、
難しい話でなく、登場人物がとても魅力的で読み終わったあと「楽しかった」と思えました。
南米育ちの主人公に引き込まれます。
楽しいけど泣ける、私の好きな作品のひとつです。

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読み終わりました。
夜を明かして読んだだけあって、よかった。
読み終わったら朝になってたのでびっくりしました。(*^。^*)

第5巻の『不死鳥の騎士団』
それまでのシリーズは、どれも10回以上読むほど大好きだったのが
第5巻だけは、暗くてどよっとして、おまけにハリーのヒステリーでひがみっぽっくて
何もかも好きにならず、なんとか1回読みきっただけで、読み返すこともありませんでした。

でも、今回の第6巻は、よかったです。
というより、途中で「第5巻もう1回読み直してからにしようか」と思うほど
第5巻を簡単に読んでたことを後悔してます。

ハリーと仲間の友情や恋。そして大人になったハリーは本当にかっこよかったです。
ほんとうにおすすめです。
読み終わった後に、すぐ7巻が読みたい!と思いました。
最後までどうなるのか?はらはらどきどきです。

ただ、原題の『Half-Biood Prince』、混血のプリンスを、わざわざ『謎のプリンス』とする
必要があったのかな?

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映画化になるよりもかなり前、2003年3月の刊行とほぼ同時に読みました。
たしかこの直前に『世界の中心で愛を叫ぶ』を読み
(話題になっているので読まなくては!と読んだ)
私的には、世の中の「せかちゅうブーム」が理解できないほど、はまらなかったのですが
この『いま、会いにゆきます』は泣きました。すごくピュアな純愛小説です。

映画も見に行かず、テレビドラマも見なかったものの
今日放送された映画は見ました。
結構、原作に忠実に作られていて、泣きました。
本当に「愛に生きてる」って感じで
別れること、死んでしまうことを知ってしまっていても
「愛してるから」その人生を自分で選択していく主人公の澪が、原作でも大好きです。
今日、映画を見ても、竹内結子も中村獅童もよかったです。
まさか本当に結婚するとは想像できなかったけど…。
原作もとってもオススメなので
まだ読んでない方にはぜひ読んでほしい1冊です。

余談ですが、最近は言われないんだけど
この映画の頃「竹内結子に似てるね」といってくれる人が、2人いました。(*^。^*)

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2006年3月の新刊です。
主人が図書館で借りてきたものを、3日で読んじゃいました。
男の人にはなかなか面白い作品じゃないかと思います。

【キャバクラに勤める新人黒服の立花は「風俗王」藤堂社長に見込まれ、
幹部研修で辣腕ホール長の長瀬と出会う。
若きカリスマ・ホール長に刺激を受けた立花はその世界の魅力に取り憑かれていく。】

新堂冬樹といえば、私は『忘れ雪』『ある愛の詩』という純愛しか読んでませんが、
この人は、この手の作品のほうがメインだと思います。

話はぐんぐん読ませて面白いです。

それ以上に面白いのは
キャバクラという存在です。(行ったことがないので雰囲気がわからない)
私の中では「キャバクラ」は、クラブよりうんと安物くさく、勤めてるお姉さん方も
安物臭い感じがするのですがどうやら違うみたいです。トップクラスは何千万も稼いでる?
おさわりタイムとかあるのは、「セクキャバ」とかいうまた違うものらしい。
でも素人が手を出せる業界じゃないと思うけど、19歳でオーナーか?

など、いろいろ経験されてる男性が読まれたらすごく面白いんじゃないか?と思います。

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『じゅうめんまいふく』
2005年11月刊。ベストセラー大賞、金盾文学賞、中国図書賞、中国三大文学賞受賞作品。

【凶悪な受刑者・王国炎(ワングゥオイェン)の口から繰り出される中国全土を震撼させた
数々の重大な未解決事件の”詳細”。
デタラメとして一蹴する幹部たちだったが、
刑務所捜査官・羅維民(ルオウェイミン)は本能的にその重要性をかぎわけ、
事件解決に向かって動き出していく。】

これを読んで思ったのは

登場人物が多すぎます。でもうまくまとまっていて、多いけれど邪魔にならず、
何とか読めました。(^^ゞ

そしてよく中国で出版されたなぁと思った程、今の中国の政治・社会がかかれてます。

もうひとつは
結局、文革のときと中国はそんなに変わってないんじゃないかと思いました。

著者の張平は、文革時代とても苦労した人で、よくここまで回復できたなぁと感心しました。
自分の苦労をこの本と重ね合わせている部分もあると思います。

私としては10年以上前に読んだ
ユン・チアンの『ワイルド・スワン』が本当に衝撃的で、そのショックがあり
この『十面埋伏』は、まだ中国はこんなことしてるのか、まだまだ途上国だなぁと、
政治も人も国際社会では通用しないと感じました。

とりあえず、
ユン・チアンの新刊『マオ―誰も知らなかった毛沢東 』を読んでみたいと思っています。

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昨日、東野圭吾『容疑者Xの献身』が直木賞を受賞しました。(^-^)//""パチパチ
私が昨年読んだ中でも、面白かったベスト3に入るよい作品でした。

東野圭吾の作品では、現在ドラマ化されてる『白夜行』もとてもよいので、おすすめです。

なかでも一番のおすすめは、2年くらい前に読んだ

『トキオ』(2002/07)です。何度も読み返したい作品です。

去年だか、NHKでドラマ化されると知って、ちょっと楽しみにしてたのに
主演がトキオの国分太一さん。息子役は桜井翔くん。
1回目を見て、国分太一さんの老けメークにしらけてしまい、最初の15分で終了しました。
結局、ドラマは見てないんですが、原作はすごくいいんです!


【定職を持たず、自堕落に生きていた若かりし日の拓実の前に、見知らぬ若者が現れる。
トキオと名乗るその青年とともに、拓実は行方不明のガールフレンドの捜索に乗り出した。
死んだ息子が過去にタイムトリップして父親の窮地を救うという、
時間移動を機軸にした物語である。】

いい加減でどうしようもない若かりし日の父親が、息子に助けられながら成長していきます。
もう、最後の1行は涙、涙。感動です。

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自己紹介:
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だらだら、のんびり。主婦業もマイペースです。
(。'(ェ)'。)ノ.。・:*:・°'☆♪

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