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性格そのままにまったりだらだらと。。。日常生活を綴っています
《これは、ある14歳の物語。
パジャマを着た少年の物語。
僕自身の物語。
僕はもう何ヵ月もパジャマ暮らし。
パジャマの少年を不思議がる人たちの視線にも慣れている。》

昔は、もっとギラギラしてた千原弟。ジュニアと名前を変えて明るく、柔らかい感じに
雰囲気が変わってきました。
ジュニアさんの中学時代、引きこもっていたころの話です。
引きこもりには、それぞれ理由があり
引きこもりを辞めるきっかけも、全員違う理由をもっているのだと思います。

彼が引きこもりから抜け出したのは、お兄ちゃんが吉本の養成所にはいり
一緒に漫才しようと誘ったこと。

人生いろいろ。
同じ境遇にある人、そのご両親がよめば、少し救われるかもと思います。

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言わずと知れたベストセーラー本です。
小説と言うより、エッセイとか回顧録って感じです。

今更って感じですが、予約して1年近く待ったかも…というくらい順番が廻ってきませんでした。

九州の筑豊で、オカンとの母子家庭で育ったボク(マー君)。
東京で一緒に暮らし始め、ガンで亡くなるお母さんとのことを振り返って書かれています。

昭和のオカンをイメージすると、きっとこんなお母さんなんだと思う。
読めば誰もが安心できるオカン像がそのままで、全編にオカンの愛情が溢れています。
博多弁での会話がなお温かさを感じます。

最後は親孝行で、オカンへの愛情をストレートに表現してるボクですが
親元を離れた高校時代、大学進学で東京に出てきてからの日々は
どうしょうもないドラ息子です。
パートで、人の世話になりながら住むところさえままならないオカンのスネをかじりっぱなし。
勉強を真面目にすることなく、乞食まがいの生活をして
いいとしをした大人がオカンから仕送りです。
「この馬鹿息子!」というボクですが、オカンは母子家庭と負い目を持たせないように
愛情いっぱい甘やかして放題。なんの見返りも求めずマー君のためだけにがんばっているオカン。

今ならニートかネットカフェ難民の日雇い派遣に成り下がるとこですが、
時代はバブル。マー君の才能ももちろんあったのですが、うまく時代に乗って
だんだん生活できるようになり、オカンを東京によんで15年ぶりの生活が始まります。

マー君はどうしようもないバカ息子ですが、
親って自分にとってかけがえの無い存在で、子供は心配かけないように生活し、
元気なうちに親孝行しなきゃいけないと
最後は涙涙。

ベストセラーとなり、ドラマに映画になるのも納得。

親と離れて住んでる人は純粋に感動できると思います。

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GW中に読んだ1冊です。
(blogの下書きは5月末に書いたのにblogにアップせず放置されてました)

以前『陽気なギャングが地球を回す』を読んで、この作者の続けて読みたいなぁと思い
2冊目です。

私の姉には1姫2太郎で子供が二人いるのですが、上の中3の女の子は
姉曰く「手足の長いところも、性格もしゃべり方もmomosukeにそっくり。」といいます。
要するに子供のクセにこまっしゃくれて、弁がたつらしいのです。

でも、母や私からみると姉にそっくりで
姉は「冷たいご飯」が食べられなくて(お寿司・おにぎりはだめ)
学生時代、お弁当はパスタやサンドイッチを持って行ってました。
母は大変だったと思う。
姉の子が小学校に上ったとき「お弁当はスパゲティとかサンドイッチがいい。ご飯いややわぁ」
と言い出したのです。
私も母も目が点になりました。
姉が普通のお弁当を持っていってなかったことを知るはずもない娘が全く同じことをいうのです。

「遺伝子って怖い」

間違いなく姉の子です。顔はパパ方に似ていてうちの家系の顔ではないのに…


っでこの本は、その遺伝子の話です。


《兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。》

弟の春は母が少年にレイプされてできた子供で、父とは血がつながってない。
母も父も兄も愛情いっぱいに春を育てていきます。


人は遺伝子にこだわるし、某芸能人は「どうしても自分の子がほしい」と海外に行って
産んでもらうということまでしてました。
お金があって、費用は私生活を切り売りすることで簡単に手に入るという環境ゆえ
かもしれませんが
だれもが(私もそうです)
遺伝子にこだわり、だからこそ無償の愛情を注げるのだと思います。

前の作品もそうだったけど、この作者の「正義」が好きです。
父親も兄も春も「遺伝子」にとらわれているけど「遺伝子」を超えようとしている。
すごく楽しい作品です。

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2006/8月発行の新刊、予約するのが遅かったとはいえ8ヶ月近くも図書館の予約待ち。

《どこにいたって、怖いものや汚いものには遭遇する。それが生きることだ。
財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの
身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。そこで出会ったのは、
連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生だった。》

ストーリーとかミステリーという部分では、いつものパターンです。
宮部みゆきの本を読んでいれば(一応全部読んでいる)
新しく登場人物が出てきたときに、犯人もわかるし、おまけにストーリーまで想像でき
期待を裏切らずその通り進みます。

まさに宮部みゆきの王道の話です。
でもさすが、ストーリーが絡まる構成力や、会話、設定など
やはりファンはひきつけられて一気に先へ先へと読んでいくのだと思います。

作者の小説にでてくる犯人を見ていると、この時代、普通に生活していくのは難しいのかな
といつも思います。
何の事故にあわず、犯罪にも巻き込まれず、病気にならないのはすごくラッキーで、
だんだん普通がよくわからなってくるというか。

この小説はちょうど私の疑問に答えてくれていました。
「こんなにも複雑で面倒な世の中を、他人様に迷惑をかけることもなく、時には人に親切にしたり…まっとうに生き抜いているんですから。
立派ですよ」

普通と思っていることを「立派」といいきり、うそつきの犯罪者を「普通」と捕らえる。

なんか悲しくなります。
作者がいう毒が、ほんとに普通にありふれていると思うと怖くて寂しい世の中です。

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GWに読みました。(って何ヶ月寝かせるんやという感じで、少々爽やかさが希薄になった)

2月に1,2巻を続けてよんで、早く3巻読みたいと思ってたので、
借りたあとは速攻で読みきってしまいました。

高校時代は、女子高で帰宅部だったため
「もう一回やり直せたら、クラブってのもやってみたいなぁ」と一瞬思いました。
(実際は、絶対帰宅部になってると思う)

主人公の新二がすごい一生懸命で、それがすごく格好よくみえます。
ほんとにその場に自分もいて、一緒に応援してるような臨場感があります。
3巻読み終わったあとも、この後どうなるのか。
大学にはいったとき、社会に入ったときの新ニをみてみたいと思いました。

これがドラマになったら…
主役の2人はだれかなぁ…と想像も膨らみます。
ジャニーズ系でなく、ほんとの体育会系の人にやってほしいとか
ほんとに楽しめました!

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《あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。
2xxx年。
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。
犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、
いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。》

伊坂幸太郎の著書は、これが3冊目ですがこの人の本はほんとに面白いです。
難しいことも考えず、簡単にあっと言う間に読め、どんなテーマも暗くならない。

同じマンションに住む人たち、それぞれの残りの生き方(?)の連作短編集です。

小惑星に激突され地球は滅びる。
自暴自棄になって犯罪や事故や自殺でめちゃくちゃになって5年。
のこりが3年になったところで、お話がはじまります。

読んでいて、こういう人たちが生きぬいていける人なんだと納得。

さて、あと8年で地球が滅亡するなら、
あと3年で地球が滅亡するなら

やっぱり私は食糧確保に奔走したり、噂に惑わされて右往左往したり
落ち着いて自分の人生を振り返ったり、
やり残したりしたことをやったりなんて出来ない人間だと思います。
幸運にも残り3年の時点で生き残れたら
残りの3年、どうして過ごそう。。。。
そしてそのとき、やっぱり私は一人なんだろうか。。。

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大沢たかおさんが出る映画ということで、原作を申し込みました。
(いつものごとく映画は見に行かないのだけど)
出版事体は、1994年ですが、映画の影響か借りるのに半年ほど待ちました。

《永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは30年前の風景。
ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、
また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため……。
思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。吉川英治文学新人賞に輝く名作。》

とてもよかったです。オススメです。

お父さんが人間臭くっていいんです。(筆者の父親の話をベースにしているそうです)
大正生まれで、筆者自身の言葉で
「有史以来、最も過酷な時代に生まれ育った日本人」と書いているように
関東大震災、2・26事件、第二次世界大戦を生き抜いた父親と、
高度経済成長の真っ只中の「有史以来最も幸福な時代に生まれ育った日本人」の息子。
父の時代にタイムスリップすることで、父親との溝を埋めていき、
最後まであっという間に読めました。
うちの父親は、昭和一桁なので戦争にもいかなくてよかったため、ここまで苦労してないけど
自分もタイムスリップして父の若い時代を見てみたいと思いました。
(京都なので、どこでタイムスリップできるのか?JR京都駅とか、京大の構内とか?)

本文とは関係ないかもですが…
私が驚いたのは、東京の地下鉄はこんなに古くからあったんだということ。
銀座線とか戦前からあって、大空襲があっても生き残っていたんだなぁと感動しました。
どうりで銀座線は浅くて、細いわけです。

私が借りたのは、「特別編」だったのですが、最後に書き下ろしエッセイが収録され
それも興味深かったです。
筆者のメトロへの思いが伝わってきました。

本の題名は
メトロが30年以上前、CMに使用していたコピー「メトロに乗って」をそのまま使用したそうで
そのポスターのモデルさんが、筆者の高校時代のマドンナだったそうです。
すごくロマンティックだと思い、ネットでいろんなキーワードをいれて
そのポスターを見てみたいと探してみましたが、見つかりませんでした。

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岩盤浴に行く前、図書館に行って文庫本を借りていきました。(岩盤浴で読む用)
これという目的をもって行った訳ではなかったので、適当に選んで借りてきました。

『最後の家族』村上龍

《内山家は現代家族が抱えるさまざまな問題に直面している。
しかし、「救う・救われるという人間関係を疑うところから出発している」と語る村上は、
内山家に安易に「救い」の手を差しのべたりはしない。「家族は楽しく食事しなければならない」「親は子供に期待する」といった
現代家族を漠然と包みこんでいる幻想をはぎ取られた内山家は、一気に崩壊へと突き進む。
にもかかわらず、読後感がさわやかに感じられるのは、多くの困難を引きずりながらも徐々に自立していく内山家の人々が、
家族の崩壊と反比例するかのように生き生きとしてくるからだ。
特に秀樹が、女を救おうとする自分とDV加害者とが「似ている」ことに気づき、涙するシーンは印象的だ。 》


借りてから知ったのですが、以前ドラマになったらしく、松浦あやが主役?のドラマです。
ドラマの存在も、内容も知らなかった。。。

引きこもりの長男。高3の長女の4人家族の話。
引きこもりにかんしては、感覚が全くわからないので共感するところも無いのですが
若くって何でもできるのに、ネガティブで何にもできないなんて、もったいなさすぎ。
でも家族それぞれの物語です。

読んでいて、なんだか主人の実家のような感覚に陥ってきました。
このお父さんが、主人の父に似てます。苦手。
ただ一般的に、この年代のサラリーマンのおっちゃんは皆、
似たりよったりこんな感じなのかなぁと思いますが。

岩盤浴では、4分の1ほどしか読めなかったのですが、残りは日曜日に3時間お風呂にはいって読破しました。

最後がいい感じの終わり方で、とても好きです。
お母さんの生き方を見て、私もまだまだ、もっともっと一生懸命生きていきたいと思いました。

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今更ですが、GWに大量に本を読みたかったので乱読した1冊です。

《「ドイツW杯、あのとき日本代表は内部崩壊していた!」 3人のスポーツライターが、「ドイツW杯、日本代表はなぜ惨敗してし
まったのか」をテーマに、のべ50人の選手・関係者をインタビュー》

選手の一人一人があまりにも大人気ない。

私の好きなDVD『六月の勝利の歌を忘れない 日本代表、真実の30日間ドキュメント 』
2002年のときの映像です。
このとき選手はみんな笑ってたし、真剣だったし、輝いてました。
ほんとに応援したい!と思えるチームでした。
プールに落とされた中田英寿の笑顔など、今回のW杯では想像できませんでした。
にわかでも何でもとりあえず見てみると応援したくなるDVDです。
ドイツW杯の時もきっと記録として映像を残してそうですが、陽の目をみることなどなさそうです。 

この本は読めば読むほど、チームではなく個人が集まってるだけで
これで勝てたらラッキーなくらいです。
選手もアホだが、ジーコももっとアホでした。

結論としては、選手も監督も協会もマスコミも「大人」ではなかったということでしょうか。

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2006/12月の新刊で、読んだのは石原真理子の『ふぞろいの秘密』と並行して読んでました。
あれは数時間で読んでしまったので…。
という訳でこうしてblogにするまでに3ヶ月放置してしまいました。

タイトルがかっこよくって好きです。タイトルの通り病院が舞台なのです。
ミステリーというより家族や仕事、心の葛藤と盛り沢山で面白かったし
最後まで一気に読めました。

《心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。
その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。
あの日、手術室で何があったのか? 今日、何が起きるのか? 心の限界に挑む医学サスペンス》

夕紀の父親は、元警察官で心臓の病気で亡くなり、夕紀は真実を自分の目で確かめるため
心臓外科になるのですが、
「人には持ってうまれた使命がある」と亡くなる前の父親の言葉。

ほんとうに人は何かの使命をもっているとしたら、私にはどんな使命があるのか。
どんな使命を与えられ、それに気づくことはできるのか。はやく気づいて全うしなければ
と考えさせられてしまいました。

読んだあと、この本に出てくる登場人物のように
全てのお医者様が「自分に与えられた使命」を全力でまっとうしてくれていることを信じたいと思いました。

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ミーハーなので、流行ものはとりあえず目を通しておきたいと借りてしまいました。

昨日、「エステゼリー」というお風呂に入れる入浴剤を使ったため、
長時間入らないともったいないという貧乏心から、お風呂で2時間で読破。
内容はその程度な感じです。

実名とイニシャルが混じっているのは、事務所の圧力の関係でしょうか。
(イニシャルでも名前は全部わかってしまいます)
読んだ感想は特に無しです。

本とは関係なく、今回の石原真理子の露出で昔の姿を見ると、
ほんとに美人で、かわいい雰囲気で、もててもてて仕方なかったんでは、と思う。
本人の意思とは関係なく男の人が次々寄ってきてそれに流されるまま、そうなっちゃった。
という感じ?
書かれている男性は、そのときそのときの旬な人。さすが女優です。

不倫相手の男性とのことは、当時「なんで女が会見してんだ?」と思ったので
本を読んで、20歳の子に会見させて平気な男だったんだ、と思った。

あの記者会見の時の石原真理子はほんとにきれいで可愛くて、
きっと純粋にスキで一番人生で輝いていたに違いない。
今の年のとり方をみていると、あれ以来、自分がきれいになるような恋愛はなかったのかな
とすると寂しい気がします。
美人だからといって幸せが保障されてはいないのです。

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先週の水曜日に購入した『気まぐれコンセプト クロニクル』。
とにかく厚みがあり(分厚い国語辞典なみ)、持って歩けないため家で読むしかない。
家では1人でごろごろしてるので、とりあえずお風呂で読んでます。
1984年から始まり、読んでるのはまだ87年です。
結構、忘れてたことを「おーっ懐かしい」と思いながら読んでます。

1985年の真実を知ってかなりショックを受けました!

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テレビや書評で話題の小説なので読んでみました。
1部2部は続けて読んだのですが、第3部がまだです…。

【春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した2人のスプリンター。
ひたすらに走る、そのことが次第に2人を変え、そして、部を変える。
「おまえらがマジで競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」思わず胸が熱くなる、
とびきりの陸上青春小説、誕生。 】

高校生向きの本ですが、さわやかで一生懸命で一気に読みました。嫌味がなくてお勧めです。

主人が陸上部出身で、主人公レン君と同じく中学時代全国大会にでて、
高校でもインターハイまであと少しだったとか…。大学ではただの人でした。
今回、世界陸上で男子で唯一代表に選ばれた奥谷選手とは中学時代から一緒に陸上の練習もしていたとか。

そこで主人に「読んでみれば」と、自分が読んだ後渡すと、1日で1冊。2日で2冊を読み終えてました。
(私よりも早く読んだ本は初めてです)
それくらい読みやすく、陸上をしていた人には懐かしく読めるのだと思います。

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金曜早朝から主人はスノボに出かけているので、本日は完全、引きこもりです。
車がないので銭湯にいけず、家でお風呂。
ゆっくりはいるためには水と本が必要。という訳で先週借りてきた本を持ち込みました。

『局アナ 安住紳一郎』

2006年4月刊。TBS局アナ・安住紳一郎のエッセイ集。
5月に申し込んで、1月に貸し出し。かなりの人気本です。(ё_ё)

なかなか面白かったです。
私がテレビでみて思っていた安住さんそのもの。
テレビ好きで、人からの評価を異常に気にしてて、結構冷静にいろんなことを見ている。
面白く書いてて、雑誌連載のエッセイなので短く読みやすい。
(実際、お風呂で1時間半ほどで読んだ)
買ってまで読むことはないが、お友達が持っていたら借りて読んでください、という感じ。

安住さんが尊敬する三雲さんのことが書かれているのですが、三雲さんすごくかっこいいです!

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『マオ―誰も知らなかった毛沢東』

「ワイルド・スワン」の著者、ユン・チアンの新作。
長年にわたる調査と関係者への取材をもとに、驚くべき新事実をふんだんに盛り込んで
新しい毛沢東像を描き出した衝撃的歴史大作。

上下巻あわせて1000ページを超える大作。
歴史大好きな私ですが、上巻70ページ読むのに1週間かかりました。

はっきり言うと
つまらない。年代、事柄の羅列。読んでも興味がもてませんでした。
確固としたイデオロギーを持たず、自己中心的で、その上残酷といいとこなしの書き方です。

共産主義を全く評価しない私ですが、それでも「ちょっとくらいいいとこなければ、
戦時を勝ち抜き、国家主席として人の上に立てるわけがない」と思ってしまいます。
  
作者自身も、たしか紅衛兵だったはずだし、両親は共産党幹部で、彼を崇拝していたはず。
なぜ崇拝していたのか、彼の魅力は?それが反映され、ここまで酷い人物として書かれているのか、ほんとにダメ男なのか?

史実を淡々と書くだけでなく、そのとき自分は何をしていたのかどう感じていたのかを
書かれていたなら、もう少し興味がもてたかも。

100ページを超えてからは、飛ばし飛ばし歴史の大きな出来事だけをピックアップして読みました。

最近、忙しすぎて忍耐力が無くなったのか?それともやはりつまらなかったのか?

今年読んだ中で、一番興味を持てませんでした。

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momosuke
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自己紹介:
家にいる時は
だらだら、のんびり。主婦業もマイペースです。
(。'(ェ)'。)ノ.。・:*:・°'☆♪

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*着うた*
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