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性格そのままにまったりだらだらと。。。日常生活を綴っています
【アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し20年以上もひっそりと暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。ヤクザの浅井、爆発で死んだ昔の恋人の娘・塔子らが次々と店を訪れた。知らぬ間に巻き込まれ犯人を捜すことになった男が見た事実とは……。史上初の乱歩賞&直木賞W受賞作。】

やっぱり苦手だ。
今の60代の団塊の世代。ほんとうに理解不能。
今の政治が悪いのも、人数多いばっかりで市民運動や学生運動かぶれの資本主義を否定する連中のせいでおかしくなっている。

ハードボイルド系もやはり苦手なのかも。
最後に意外性があるものの
根本的に「なんで家で爆弾作ってるわけ?」ってとこと「いつまで学生運動のノスタルジーにひたってんだ!」と
話のベースになっている学生運動というものに理解をまったく持たない人間なので
話のスピード感や、おもしろく感じるであろうところも
まったく感情移入できず。

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 【ミカエルはハリエット失踪事件に関する膨大な資料を読む一方、ヘンリックの一族のいわくありげな人々の中に分け入っていく。
やがて彼は、ハリエットの手帳に書かれた暗号のようなメモを発見する。
そして二カ月の刑を勤め終えた彼は、失踪当日のハリエットを写した一連の写真を見て、疑問を抱く。
その場所でいったい彼女に何が起きたのか?
また、写真に写っていたハリエットの部屋の人影は誰のものか? 
深まる謎を調査するには助手が必要と感じたミカエルは、ふとしたことからリスベットの存在を知り、彼女の協力を得ることに成功する。
二人は調査を進め、リスベットはミカエルにしだいに魅かれていく。
だが、何者かが卑劣な妨害を仕掛けてきた!
やがて浮かび上がる忌まわしい事実とは? 】

リスベットとミカエルのコンビで謎解きがなかなかいいです。
リスベット、かっこいいです。
事実に近づくと、命をねらわれたり、ミステリーの王道ストーリーです。
リスベットのハッカーとしての腕がすごいのはわかるけど
最後は強引に(相手のPCの中身をのぞき、そのPC上にすべてに秘密があった!)まとめています。
これ、すでに映画になっているので
とりあえずDVDを見てみたい。

シリーズが3巻まであり
もうこれで十分なんだけど、一応読んでみたいと思います。
 

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スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ美穂 (翻訳), 岩澤雅利 (翻訳) 

【月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。
だが、名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れることになる。
そんな彼の身元を大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが密かに調べていた。
背中にドラゴンのタトゥーを入れ、特異な風貌をした女性調査員リスベットの働きで、ヘンリックはミカエルが信頼に足る人物だと確信し、
兄の孫娘ハリエットがおよそ40年前に失踪した事件の調査を彼に依頼する。
ハリエットはヘンリックの一族が住む孤島で忽然と姿を消していた。
ヘンリックは一族の誰かが殺したものと考えており、事件を解決すれば、ヴェンネルストレムを破滅させる証拠資料を渡すという。
ミカエルは依頼を受諾し、困難な調査を開始する。】

上巻は、はじめの導入部分が読みづらく、最初の100ページくらい読むのに1週間近くかかってしまった。
2-3ページ読んでは本を閉じ、翌日また最初からみたいな感じ
海外のものは、人の名前や地名の名前なんかが
しっくりいかずいつも最初読みはじめるのが億劫です。

なかなか面白く
とくにリスベットのキャラクターはいいです。
ただ残酷なシーンは苦手です。
読み始めると、あっという間で上巻の最後のほうは
続きが読みたいと思える作品でした。

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【古事記の「国生み」神話、伊勢・奈良の遺跡、政治家と大企業の癒着、新興宗教…
すべてがひとつにつながったとき、底知れぬ闇が浅見を戦慄させる!
せまりくる危機、動機なき殺意。最もおそろしいのは人の心に棲む鬼。
追い詰められた浅見の命をつないだものは―。】

上を読んでから2ヶ月あいてたので、細かい設定忘れてるかもと思いながら読み始めたものの。

まぁ、いつもの浅見光彦です。
むちゃくちゃ面白いってこともなく、かといって面白くないかといえばそうでもなく
ドラマ仕立てて読みやすいです。
この舞台の淡路島って近くて遠いというか、行ったことないんだけど
こんな古代の風習の残っている島なのか?まだまだ田舎なんだなぁというのが感想です。

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【春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。
だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。
入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理する】

これはシリーズものでした。同シリーズは読んだことがありません。
借りてきた瞬間、後悔した。
見た目も中身も、完全に中高生向きの本です。
電車で読むのもちょっと恥ずかしかった。。。

はっきり言って面白くないです。
高校が舞台で、青春ミステリー?というジャンルになるのかな。
会話の一つ一つが説明で、橋田壽賀子ドラマのようで疲れた。
なんでこれリクエストしたんだっけ?
王様のブランチで紹介してた本だったのかな?

自分の高校のときを思い出しても
こんな面倒くさい部活、絶対むり。

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【定年を四年後に控えた、しがない財務官僚・樋口慎太郎と愚直だけが取り柄の自衛官・大友勉。
二人が突如再就職先として斡旋されたJAMS(全国中小企業振 興会)は、元財務官僚の理事・矢島が牛耳る業務実体のない天下り組織。
その体質に今イチ馴染めない樋口と大友は、教育係となった秘書兼庶務係の立花葵か ら、ある日、秘密のミッションを言い渡される…。】

面白いです。
天下り組織で、天下りというシステムに馴染めない二人のおっちゃんのお話ですが、
プロローグで筆者がでてきて、エッセイかな?と思ったら
小説でした。
最後まで飽きさせないし、風刺もきいていて、最後の終わり方も…
やっぱり浅田次郎ってハズレがありません。

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【犯罪防止を目的としたDNA法案が国会で可決し、検挙率が飛躍的に上がるなか、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。
警察の捜査は難航を極め、警察庁特殊解析研究所の神楽龍平が操るDNA捜査システムの検索結果は「NOT FOUND」。
犯人はこの世に存在しないのか? 
時を同じくして、システムの開発者までが殺害される。現場に残された毛髪から解析された結果は… 「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。
犯人は、神楽自身であることを示していた―。確信は疑念に、追う者は追われる者に。すべての謎は、DNAが解決する。】

最近よんだ東野圭吾の中では、まだ読み応えがあった方だと思う。
結構おもしろくサクサク読めた。
DNAといっても難しいこともない。
でも「カッコウの卵は誰のもの」と同じ系統というか、
あっちも遺伝子こっちも遺伝子、作者の中のマイブーム?
さいごは、これしかないだろうというオーソドックスな終わり方だったけど
よかった。

この人の本を読むと
これもドラマor映画になるのかなぁと思う。
結構単純でドラマにしやすい内容だと思う。

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【横道世之介。
長崎の港町生まれ。その由来は『好色一代男』と思い切ってはみたものの、限りなく埼玉な東京に住む上京したての18歳。
嫌みのない図 々しさが人を呼び、呼ばれた人の頼みは断れないお人好し。
とりたててなんにもないけれど、なんだかいろいろあったような気がしている「ザ・大学生」。
どこ にでもいそうで、でもサンバを踊るからなかなかいないかもしれない。なんだか、いい奴。

――世之介が呼び覚ます、愛しい日々の、記憶のかけら。】

読後感がすごくいいです。
ほんとに普通のなんでもない大学1回生の1年間をかいてるのだけど
だれでも経験してる日々の懐かしい感じ。
80年代の大学生って感じで、
大学の時にクラスがたまたま一緒で数回しか話したことがなくってとか
友達の友達でなんとなく話すようになってとか
でも大学卒業したら、まったく連絡先もわからず一生会うこともないんだけど
そういう一人が横道世之介っていう感じがします。
すごい好きな小説です。

ひとつひっかかったのは…
主人公は、たぶん法政大学の学生なんだけど
なぜ?いくら安いからって、なんで東久留米?花小金井に住んでるんだ?と思った。
下宿する大学生ってそんな遠くに住むもんなのかなぁ。
バブルのころはアパートも高くてこんなとこに住んでたんだろうか?
私の大学のころは、みんな大学から徒歩か自転車か原チャかで
交通機関使ってるひとなんていなかったけど…
花小金井って、お風呂の王様以外なにもないとこだよ。せめて急行がとまる隣の田無にするべきだと思う。

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【トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。
タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。
自動車会社、銀行、警察、週刊誌記者、被害者の家族…
事故に関わった人それぞれの思惑と苦悩。
そして「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともにたったひとつの事故の真相に迫る、果てなき試練と格闘の数か月。】

ドラマの鉄の骨をみて、その前に読んでいた原作も面白かったので、
この作者のほかの本を読みたくて選びました。
全く内容は見ずにリクエストしてしまったため、こんな内容とは知らず
実際にあった、タイヤが外れて歩行者が死んでしまった という話がベースです。

運送会社の整備ミスか?部品の欠陥か?

作者が元三菱銀行の行員ということもあって、とても面白かったです。
銀行、メーカー、ユーザー、それぞれの立場からかかれていて
普段仕事で対応することが多いメーカーのカスタマセンタのノラリクラリの対応はマジむかつきます。
ほんとこの本のとおりの対応で、
中身はどこもこんなもんだろうと思う。
社会の冷酷さと、温かさを両方感じられて、とても面白い作品でした。
これ2006年の作品。なんでいままで読んでなかったんだろうかと後悔。

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 【江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。
即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること--
日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!】

2010年本屋大賞作品。
アマゾンのレビューもすごくよかったけど駄目でした。

ごめんなさい、たぶん私が天文学に疎いからだ。
最初はサクサク読めたのに…測量の旅から帰ってきてからはだんだん読みづらくなり
最後のほうはほんとに読むのが嫌になっていた。
最低限の知識がないと辛いかと思う。
大学の般教で、友達にさそわれてとったけど、まったく面白くなく興味がないので
苦痛だった天文学の授業思い出した。
理科全般に苦手で、物理・地学・天文学はまったく駄目。
生物・化学は好きではないけど苦手ではないのに、自然科学系なんでうけつけないんだろう?
というわけで、何年たっても苦手な分野は克服できていない。
まったく成長のない自分にがっかり。

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【数えるから、足りなくなる。
それは、はかなくも美しい、もうひとつの「皿屋敷」。
人口に膾炙し怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す人気シリーズ第三作。 】

番町皿屋敷を題材にした小説です。
771ページ。重すぎて結局家で読んだ。これは上下巻にできなかったんだろうか。
薄い本なら3冊分くらいのボリュームがあり
お風呂や、テレビ見ながらで、読むのに3週間かかってしまった。
最初の何章か読むのが億劫で、これはもう無理かと思ったけど
お菊が出てきてからはサクサクと面白く読めました。

番町皿屋敷もいろんな説があるんだろうけど
こういう結末にしたんだと最後はとても面白く読めました。

ただちょっと長すぎて…読み返すこともできず。
もう少し短ければ他のシリーズも読んでみたいと思いました。

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【 舞台は沖縄へ―。曲折の末、弓成は沖縄へやってきた。
様々な人々に出会い、語らううちに、かつて沖縄返還取材に邁進しながら、
見えていなかった沖縄の現実に直面する。
再びノートとペンを手にした弓成の元に、あの密約を立証する公文書が発見されたというニュースが飛び込んできた。
誇り、家族、一生を賭けるつもりだった仕事。
すべてを失った男が彷徨の末、再生への道を歩き出した時、
アメリカから届いた思いがけない報せが真実の扉をこじ開ける。】

3巻を読み終えて、間を空けずに4巻が読めたので良かったです。
1-3巻までと、まったく話が別物になっています。
4巻は、沖縄一色。
あとがきを読むと、結局書きたかったのは沖縄のことでした。
4巻を書きたいために、その伏線として沖縄返還にかかわる裁判だったようです。
全然別物で、1-3巻をひとつの小説として終了させ
4巻は、一つの本として書いてしまっても良かったのではないかと思いました。

この4巻を読んで
昨今の沖縄基地問題も、けっきょく何もわかってなかったんだなと思いました。
戦時下は子供も含めた民間人が、軍人と一緒になって戦火のなかにいて
結局は、本土を守るために捨て石にされたと沖縄の人が思って
戦後も、本土を守るために沖縄が犠牲になり続けているという現実。
空襲で逃げ回っていた本土の人たちも、原爆にあった人も、戦争で戦った軍人さんも
みんな犠牲者であったし、悲惨さはかわらないのだろうけど
いまもそれが継続している苦しみになってることも沖縄の人にしかわからないんだと思いました。
同じ日本に住んでいるのに
別の国の話を読んでるような感覚でした。

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 【日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。】

4月から7月まで放送されていたドラマ新参者の原作。
原作読み終わる前に、というより全然間に合わないうちにドラマ終了してしまった。

ドラマは、1回目見て これなら続きそう
2回目、あれ、まさか これが12回続くんじゃ?
3回目 もうお腹いっぱい終了
10回目 やっぱりまだ同じか
最終回 やっと犯人つかまった

1回目からのお涙ちょうだいよかったねパターンには、さすがに全編ついていけなかった。

原作は…
話の筋はドラマのまま、というかドラマがとてもよく作られていたんだと感心した。
でも原作のほうがいい。
話のつくりは同じでも、ドラマのように毎章、お涙ちょうだいで終わるのではなく
事件が解決にちかづいてる感じもあるし、下町の良さもでてるし
一編ごとの余韻もあり
久し振りに、東野圭吾ってうまいなぁーと思った作品です。 

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引越す直前、ぎりぎりで 1巻2巻の貸出ができて読んだのが1月。
引っ越してから3巻、4巻を図書館にリクエストしたため
6か月も間があきました。

細かいところはほとんど忘れていたけれど
読んでいるうちにだんだん話も思いだしてきて

【国家機密は誰のためのものか?密約を追及する弁護団の前に立ちふさがる、強大な権力。
記者生命を失った弓成が見た光景とは―。
徹底した取材と執筆に十年をかけた壮大なドラマ、いよいよ佳境へ。】

外務省機密漏洩事件の舞台が高裁・最高裁にうつって裁判中心ではあるけれど
実家に帰った主人公や、ばらばらになった家族
有罪になった三木昭子など面白くよめました。

国民の知る権利は大切だと思うが
最近のマスコミをみて、加害者でなく被害者の家族に群がる姿や
自分の思想を押し付けようとしているところ
結局、記者という立場を振りかざしているだけで、あまり共感をえない。
なので主人公の弓成記者が、知る権利を振りかざし
取材ソースを守るとかなんとかも、結局は記者の自分勝手さに見えます。
ただこの三木という女性にはまったく共感するところはなかった。

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【秋葉原で若い女性の不審死に遭遇した浅見光彦。
事件の鍵は淡路島に?拝み屋、民間信仰、牛頭天王、新たな死体…
やがて呪いは浅見にもふりかかる!?この殺人は、儀式なのか。
妖しい陰謀うずまく淡路島を舞台に、信仰の意味を問う傑作ミステリー。】

以前、幕張ベイタウンの歯科に通っていた時、
浅見光彦シリーズが置いてあったので、2,3冊読んで、それ以来です。
私の中では、浅見光彦は沢村一樹なので(最近の中村俊介だと若すぎる)
ドラマを見るように読みました。

舞台の淡路島は、いまだに拝み屋だの、民間信仰だのあるの?
そんなに田舎なんだ。
大学時代に、上代(古事記・日本書紀)のゼミをとっていたので
古事記で最初につくったのは淡路島というのを思い出した。

上巻のストーリーを忘れないうちに下巻よみたいです。

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プロフィール
HN:
momosuke
性別:
女性
自己紹介:
家にいる時は
だらだら、のんびり。主婦業もマイペースです。
(。'(ェ)'。)ノ.。・:*:・°'☆♪

*好きなもの*
本・映画・旅行・男前・テレビ・
  大沢たかお
*着うた*
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今日は…
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